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【生理的飛蚊症の改善】自然治癒の可能性は何パーセント?

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この記事では、重度飛蚊症の筆者が症状の濁りが増えた場合の対処法と自然治癒の可能性についてお伝えしていきます。

 

飛蚊症になってしまったら、生活のスタイルを大幅に変えざるを得なく、仕事とプライベートの両方にも影響を与えてしまいます。

 

現代の医学では、老化現象と判断され治療対象とならないため、視界をチラつくようになってもひたすらに我慢するしかありません。

 

飛蚊症レーザー治療に関しては、いまだにその効果をめぐって検証が行われています。

 

しかし、実際に二つの医院で手術を経験して眼科医の助言を判断すると、生理的飛蚊症の人には効果を期待できない手術といえます。

 

スポーツなどの物理的な衝撃によって発生した飛蚊症には、大幅な改善が期待できます。

 

それでは、生理的飛蚊症は進行性の症状で自然治癒はありえないのでしょうか。

 

その答えを簡潔に述べますと、症状は確実に進行していきますが、進行の速度を遅くすることはできます。

 

さらに、時間の経過とともに飛蚊症の位置が変われば、クリアな視界が戻ることもありえます。

 

それでは、飛蚊症が増えてきた時の対処法と自然治癒の可能性について、詳しくお伝えしていきます。

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【生理的飛蚊症の改善】自然治癒の可能性は何パーセント?

結論を言うと、自然治癒の可能性は十分にあります。

 

飛蚊症の影となるものが、眼球のど真ん中に位置していると、視界を横切るようになります。

 

そのため、時間の経過とともに、眼球のゴミの位置が少しでも変わると、視界から消えてなくなります。

飛蚊症が増えた時の対処法

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症状のチラつきが増えるのは、大きく分けると網膜が劣化しているケースと目に活性酸素が増えている場合の2パターンがあります。

 

1.網膜が劣化している場合

日常生活における目の使い方を見直し、視力の低下を防ぐ必要があります。

 

近視になると眼球の形状が目の奥行き方向に伸びていき、それに引っ張られた網膜がはがれ落ちて、症状の原因となります。

 

そのため、目が疲れてきたらホットアイマスクや部屋の天井の隅などに目線を合わせて、目のピント調節機能を高めて行きましょう。

 

近視になる理由は、近いところばかり見ているためピントが近距離に固定されるのが最大の原因です。

 

パソコンや読書などで近いところに目のピントを合わせ続けたら、それと同じくらいの時間だけ遠くのものにピント合わせることを意識していきましょう。

 

元々の視力が変わることはありませんが、遠くのものを意識してみる習慣を身につけることで、さらなる視力の低下を防ぐことができます。

 

結果として、飛蚊症の症状が進行するのをかなり遅らせることが可能となります。

2.目の活性酸素が増えている場合

目の活性酸素の量にダイレクトで影響を与える行為は、アルコールを摂取することです。

 

アルコールは体の様々な器官に悪影響を与える物質ですが、特に肝臓への影響が高いといえます。

 

肝臓は心臓で送り出された血液を全身に循環させ、血をめぐらせる役割を果たしています。

 

しかし、お酒を飲むと肝臓がアセトアルデヒドを分解することに集中して、血液を循環させるという本来の機能が低下していきます。

 

「目が充血する」という表現があるように、眼球には毛細血管が無数に張り巡らされています。

 

肝機能の低下によって血液の循環量が減少すると、眼球の表面を流れる血液量が少なくなり、活性酸素の影響を受けやすくなります。

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活性酸素の働きが活発化すると、飛蚊症の原因となる不純物が硝子体内に発生する可能性が飛躍的に高まります。

 

日中の紫外線でも活性酸素が発生する原因となりますので、少しおおげさですがサングラスをするなどして対応をするのがベストです。

自然治癒は化学的にありえない

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症状の影となる不純物は、硝子体と呼ばれる99%が水分で構成された眼球の内部を浮かんでいるものです。

 

したがって、不純物が水分へと変化すれば自然治癒といってもよいですが、不純物が水へと姿が変わるのは化学的にありえないことです。

 

非常に残酷な事実ですが、 飛蚊症の自然治癒を期待するのはナンセンスです。

 

 しかし、一時期は悩んでいたものの気づかないうちに、症状の黒い影が見えなくなったり視界がクリアになる人も多数います。

 

 その理由は、視界をチラついていた症状の原因となる濁りが、時間の経過とともに目立たないところに移動したためです。

 

 この場合いくつかの濁りと再結合した結果、重力の影響で眼球の底に沈んでいくパターンが非常に多いです。

 

また、目を軽くこするだけでも位置が微妙に変わるほど、濁りが存在する場所は日々変わっていきます。

 

人間の目は、眼球の前方のある水晶体と呼ばれるレンズで光を集めて、脳が判断できるように像を作ります。

 

硝子体のほんの一部分だけを透過した光で像を作るのです。

 

そのため、今気になっている飛蚊症が見えているものは、ほんの紙一重といえます。

 

時間がたてば必ず邪魔な濁りも位置を変えていきますので、悲観する必要はありません。

 

場所を変えるまでは、症状を気にしないというスタンスでストレスから解放されるマインドを持っていきましょう。

 まとめ
  • 飛蚊症の進行を遅らせるためには、視力低下を防ぐことが重要です
  • 活性酸素も影響するため、過度のアルコールの摂取を控える必要があります
  • 濁りが見えるのは紙一重なので、深刻に捉えて悩まないようにするのがベストです