【期待薄】生理的飛蚊症に対するレーザー治療の失敗談
この記事では、生理的飛蚊症に悩まされている筆者が二つの医院でレーザー治療を受けた体験談をお伝えします。
飛蚊症の悩みはなかなか理解してもらえないですよね。
多くの人が悩んでいる症状ですが、人によって程度が全く異なるのが実態です。
そのため、症状に悩んでいることを伝えても、「気にしすぎ」「気にしないようにすればいい」といったアドバイスを受けることが多いです。
重度の飛蚊症になると黒い塊が視界をチラつくようになり、PC作業や読書をするのに大きな妨げとなります。
また、症状の原因となる濁りどうしが結合して、より大きな黒い影になることもあります。
筆者は、明るいところで集中が全くできなくなるほど症状に悩まされていました。
そのような状況で、レーザー治療についてリーズナブルな値段で手術ができる医院が出始めてきました。
目にレーザーを照射するのにはかなり抵抗がありましたが、症状が悪くなる一方だったため、思い切って治療を受ける決断を下しました。
レーザー治療とは
飛蚊症に対するレーザー治療は、10年以上前から海外で実績がある手法です。
日本では数年前から爆発的に治療を行う医院が増えています。
現在でも新たにレーザー機器を導入する医院は増えているため、症状に悩む人がとても多いことが明らかとなっております。
治療の仕組みを簡潔に説明すると、症状の原因となる濁りに対してレーザーを照射することで細かく砕いて目立たなくする方法です。
弱い出力のレーザーですが、網膜に誤照射するリスクを避けるために治療の対象とならない飛蚊症があります。
治療結果
筆者は二つに医院でレーザー治療を受けましたが、その効果はほとんど感じられませんでした。
レントゲン写真を見ると、濁りが減っているのを確認できますが、肝心の見え方には変化がありません。
様々な理由を分析した結果、手術が失敗に終わった理由が2つ考えられました。
- 医者の能力不足
- 目立つ影が網膜付近に位置しており、治療の対象とならなかった
治療を受けた二つの医院は、比較的最近にレーザー機器を導入していました。
そのため、医者がレーザー治療に対する知見が少なかったことが考えられます。
導入する始めだけ手術料金を安く設定する医院がありますが、値段につられて治療を受けるか否かを判断するのは好ましくないと考えます。
料金が安い期間は、単に医者が経験不足で、ノウハウを蓄積するための治験的な対象とされるいるケースが多いです。
また、目立つ飛蚊症は網膜に近いところに存在するため、治療の対象とならないケースが考えられます。
この事実は、飛蚊症に対する治療法が難しい一番の理由でして、レーザー治療に効果が表れない一番の理由です。
患者が治療の精度を上げる方法
レーザー治療の手術の効果を上げるために患者ができることは、治療中に可能な限り
目を動かさないことです。
医者の視点に立って考えると、目の動きによって揺れ動く影より、視線が固定されていたほうが狙いやすいことが分かります。
緊張すると視線を固定しようとしても、眼球が無意識に動くためリラックスして治療を受けることが治療の効果に大きな影響を及ぼします。