【結論】飛蚊症レーザー治療で失敗しない医院の選び方
この記事では、飛蚊症に対するレーザー治療を行う際に、失敗しない医者の選び方についてお伝えします。
日本では、5年以上前から飛蚊症に対するヤグレーザーを使った治療法が普及しています。
普及し始めてかなりの時間が立ちますが、いまだにこの治療法に対する評価が確立されていません。
この理由は、日によって症状の見え方が異なることや医者が患者の見え方を把握できないことが原因とされています。
治療を受けて視界がクリアになった人から、逆に悪化した人もいるのがレーザー治療の実態です。
筆者は二つの医院でレーザー治療を受けましたが、期待していた効果は得られませんでした。
しかし、専門家とのヒアリングを通して、医者の腕の良し悪しが治療結果に大きな影響を与えることが分かりました。
優れた腕を持つ医者を探し出す方法は、いくつかポイントがあります。
口コミは参考程度に
ネット上の口コミを参考にするのはかなり危険といえます。
治療を行うことで良い結果を得られた人がネットに書き込みを行うためです。
大金を払っても効果がなかった人は、あまり口コミを行いません。
なぜなら、自分が損をして失敗したという事実を明らかにすることになるためです。
また、治療法がかなり普及しているとはいえ、実際に治療を受ける人はまだ少ないため、病院側に対して身バレを恐れる心理が働くためです。
参考にするべき情報は、眼科医からの説明と実際につながりのある友人、知人から生の声です。
実績が豊富な医者を探す
腕の良い医者を探すためには、症例数が多いことが一つの目安となります。
この治療方法は、眼球の硝子体を揺れ動くゴミをレーザーで狙っていくシンプルな術式です。
しかし、海外では10年以上前から実績がある手法ですが、日本で普及したのはごく最近のことなので、経験が浅い医者が多いのが実態です。
さらに、医者は患者の見え方を把握できないため、手術が成功したかを判断することが難しい側面があります。
そのため、より多くの患者の声を聞き、実際にレーザーを照射した手術数が、良い医者か否かを見極める指標になります。
悪化するリスク
レーザー治療で気を付ける必要があることは、症状が悪化するリスクがあるということです。
悪化するパターンには、主に次の二つの理由があります。
一つ目は、普段見えない影がレーザーによって視界の真ん中に移動することが挙げられます。
眼球の隅のほうに位置しており普段視界に入らない飛蚊症があるとします。
その飛蚊症に対してレーザーを照射してしまい、視界の真ん中の方に位置が移動することで症状が悪化する恐れがあります。
二つ目は、影同士がくっついて悪化する再結合のリスクです。
飛蚊症の濁りは近い距離に位置していると、結合してより大きな影となる性質があります。
離れていた二つの濁りがレーザー照射によって近づくことで、将来的に結合するリスクが高まります。
濁りの原因となるものが小さければ、レーザーによって気にならないほど細かくなるため、再結合の心配をする必要はありません。
しかし、影が大きければ大きいほど、一度の照射で消えてなくならないため再結合の可能性が高まります。
まとめ
飛蚊症に対するレーザー治療は、医者が患者の症状を把握できない特殊な治療法といえます。
手術の数をこなしている医者ほど患者の主張を理解でき、実際の医療技術も高いことが予想されます。
レーザーの誤照射により目に傷が入ったという報告は、眼科医に聞いたところありませんでした。
しかし、治療を行うことで再結合のリスクが高まり、逆に悪化する可能性があることを理解する必要があります。