飛蚊症のストレスを低減させる最強の3つの習慣
この記事では、飛蚊症の揺れ動く影にストレスを抱えている方に向けて、症状のつらさを和らげる習慣をお伝えします。
飛蚊症の症状は、他人の目から見えないため、本人にしか分からないつらさがあります。
綺麗な景色を横切る黒い影やパソコンの画面に浮かぶ糸状の濁りは、非常にストレスを感じるものでして、人生を悲観してしまう人もいるかと思います。
筆者は、10年以上症状に付き合っていますが、割り切って付き合うことが必要だと考えています。
非常に長い期間悩んでいましたが、その時間は人生にプラスな要因をもたらすことはありませんでした。
飛蚊症の症状を現代の医療技術で改善させるのは、非常に難しいものがあります。
最近では、レーザー治療によって、症状の原因となる目の混濁を細かくして目立たなくさせる手術があります。
この手術は、数年前から日本でも導入されたものですが、人によって手術の適応外となる可能性があるものです。
結論を言うと、100%の改善を期待できるものではなく、逆に症状が悪化する危険性もあります。
現時点では、医者の腕によって、手術結果が大きく異なってくる医療です。
実際に手術を受けることを考えている方は、料金や自宅からのアクセスの良さに捉われず、優れた腕を持つ医者を探したほうが賢明といえます。
基本的には、症状が気になるのは仕方ないと腹をくくって、受け入れていく気持ちが大切だと思います。
コントロールできないものをコントロールしようとするため、出口のない泥沼に陥いりるのです。
それでは飛蚊症のストレスを和らげる最強の7つの習慣について、それぞれ詳しくお伝えしていきます。
視線を固定する
飛蚊症の影の正体は、眼球内部の硝子体を浮かぶゴミのようなものです。
視線を動かせばそれに従って、飛蚊症も揺れ動きます。
逆に、目を全く動かさなければ、重力によって下に落ちていきます。
重度飛蚊症の筆者は、この物理の法則を利用することで、PC操作や読書をする際に目を極力動かさないで文字を読む技術を身につけました。
コツとしては、見るべきものから目をできる限り離すことです。
遠ければ遠いほど、目を動かす幅を狭くすることができます。
作業時において飛蚊症が現れるストレスは、姿勢を良くして目線を固定するだけで劇的に低下します。
できる限り影を見ない
飛蚊症に悩んでいる人は、ストレスの正体を確かめるために、目で追ってしまいがちです。
揺れ動く影の数を数えたり形や大きさを把握することで、症状が悪化していないか確認したくなる気持ちは分かります。
しかし、症状を目で追い続ける行為は、百害あって一利なしといえます。
確認してもしなくても症状が悪化するかどうかは、基本的に運によるものだからです。
飛蚊症に焦点を合わせる行為は、目のピント調節機能を特殊に使うことでもあります。
通常ならば絶対にピントを合わせないような位置に、焦点を定めようとするため脳に相当な負荷がかかり大きなストレスとなります。
意外と盲点になりがちですが、影を追う行為自体そのものがストレス源になるのです。
二度と飛蚊症の影に焦点を合わせないと心に決めることで、心理的な負担をかなり低減させることができます。
睡眠をしっかりとる
目を十分の休めることは、全ての対策の前提となるものでして、睡眠と症状のストレスには密接な関係があります。
しっかり睡眠をとることは、飛蚊症のストレスを低減させるために最も重要なことの一つです。
睡眠時間が短いと目を十分に休めることができません。
目の疲れが十分に取れていないと、視力とピント調節機能が一時的に落ちる原因となります。
遠くのものよりすぐそばの物に視線が偏り、見たいものにしっかりピントを合わせ続けることが難しくなります。
その結果、症状を気にしないようにしても、視界に常に表れるようになりストレスが増大していくことになります。